玄関ドアのリフォーム!交換目安はいつ?ドアはどんな種類がある?
- リフォーム基礎知識
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家の顔である玄関は、劣化も早く傷や色褪せなどが意外と気になる場所。
毎日使う玄関ドアだからこそ、綺麗にしておきたい・・・でも交換目安ってどのくらい?リフォームに実際いくらかかるのか、気になりますよね。
そこでこの記事では玄関ドアの交換目安と工事方法と費用、マンションの方の注意点そしておすすめ機能についてご紹介していきます!
玄関ドアの交換目安っていつ?
玄関ドアは築30年前後でで交換を考える方が多いですが、経年劣化により見栄えが気になってきた時や、ドアのしまりが悪くなったり、鍵がかかりにくくなったりすると、防犯面でも不安に感じますよね。
しかし玄関ドアも様々な種類があるので、何を選べばいいかわからない、という方もいるかと思います。そこでまずは、玄関ドアの種類について簡単に解説していきます。
開き戸
丁番を起点とし扉を前後に動かし開閉するドアです。引き戸と比べて遮断性や気密性が高く
音漏れが少ないのが特徴です。
玄関ドアでは一番、使われることが多いドアタイプです。
開き戸の種類
- 片開きドア・・・一枚のドアを左右どちらかが開閉するタイプで開き戸では一番スタンダードなドアです。
- 両開きドア・・・左右同じ大きさの二枚の扉が開くタイプです。
- 親子ドア・・・大きいサイズと小さいサイズの二枚の扉が開くタイプです。普段は大きいほうを使い小さいほうはロックし使用しないのが一般的な使い方となります。
- 片袖ドア・・・ドアの左右どちらかにドアより小さい固定式の灯り取りがあるドアです。
- 両袖ドア・・・ドアの左右にドアより小さい固定式の灯り取りがあるドアです。
引き戸
引き戸はレールの上を左右にスライドさせ開閉するので
スペースを取らないのが特徴です。
簡単な力で開けられるので、ご高齢の方がいる家庭や、車いす等のバリアフリーの観点からもおすすめのドアタイプです。
引き戸の種類
- 片開きドア・・・引き戸の中で一番スタンダードな一枚の戸を左右どちらか一方方向で開閉するドアです。
- 両引きドア・・・二枚の戸を左右両方で開閉するドアを指します
- 引き違いドア・・・二枚以上の戸と二本のレールの上で左右どちらにも開閉できるドアです。
玄関ドアの工法
いざ玄関ドアの交換をしたいとなったときに、ドアだけを交換すべきか、周りの枠も一緒に交換すべきか、どっちがいいのか悩みますよね。
玄関ドアの交換方法には大きく分けて2つの工法があります。
ドアのみの交換(カバー工法)
カバー工法とは既存の枠の上から新たな枠をかぶせドアを取り付ける方法です。
メリット
- 工期が短い(早くて半日で終わることも)
- 費用を抑えられる
- 騒音が少ない
デメリット
- わずかな段差が生まれる
- 枠の見た目が太くなる
カバー工法は大掛かりな工事をしたくない方にお勧めです!
扉本体の価格にもよりますが平均35万円~交換が可能です。
ドア枠事交換する
枠の周囲の壁を取り壊し新たな枠を取り付け、周囲の壁を塗り固める、ドア枠ごと交換する方法もあります。
メリット
- ドアのサイズ変更ができる
デメリット
- 工期に数日かかる
- 壁も取り壊すので費用が上がる
ドアのサイズを変えたい方やカバー工法によるわずかな段差に抵抗がある方にお勧めです!
価格相場は平均50万円~交換が可能です。
※リフォーム会社によって価格は変動します。
マンションでもドア交換は可能?
マンションに住んでいる方の中には、「劣化しているから玄関ドアも交換したいな」とお考えの方もいるかと思います。
結論から言うとマンションの玄関ドアはかなり難しいです。
というのも、マンションは専有部分と共用部分に分かれています。
専有部分は主に室内などその部屋の住人が独断で所有できる部分になるためリフォームをすることは可能ですが、
外廊下やバルコニーなどといった共有部分は、マンションの外観を損なう可能性があるためリフォームは難しいことがほとんどです。
マンション工事について詳しくはコチラの記事をご覧ください
→https://chibakensetsu.net/media/media4487/
玄関ドアの選び方
まず初めに、開き戸か引き戸か考えなくてはなりません。
開き戸は引き戸と比べデザインも豊富なので、家の雰囲気に合わせやすく、気密性と防音性が高く屋外の寒さや暑さが屋内に伝わりにくく、外の音が聞こえにくいです。
ですが開口幅が狭いので大きな荷物を搬入するときや車いすでの出入りは不便に感じるかもしれません。
一方引き戸は、扉の開閉時に必要なスペースが必要なく簡単に開けることもができます。
玄関スペースを少しでも広くしたい、バリアフリーな玄関ドアにしたというご自宅におすすめです。
ですが開き戸と比べ隙間ができやすく、気密性や防音性がやや劣ってしまうデメリットもあるため、玄関のつくりや機能性を加味してご相談くださいね。
ただのドアじゃない!玄関ドアおすすめ機能
近年では、高断熱ドアやオートロック機能がついた玄関ドアなど、機能的なドアも増えてきています。
玄関ドアは頻繁に変えることもないので変える際に安全で快適なライフスタイルが送れるような玄関ドアにしたいですよね。
そこでいま人気のおすすめ機能を3つ紹介したいと思います。
年中快適な高断熱ドア!
冬場の玄関って結構冷えますよね。
せっかく部屋の中を暖かくしているのに、玄関からの冷気が気になるという方も少なくありません。
高断熱タイプのドアは、玄関から暖かい空気が逃げにくくなるため光熱費削減になり、急激な温度変化でおきる「ヒートショック」も防げます。
玄関の冷え込みや冷気が気になる方におすすめです。
玄関でも!便利なリモコンキー
車のキーでよくあるタッチレスリモコンキー。鞄の中にリモコンを入れたままでも鍵の開け閉めを自動で行えるので大変便利ですよね。
実は玄関ドアにもリモコンキーのついたものがあるんです。
お子様を抱っこしていたり荷物をたくさん持っていて両手が塞がっているときや夜間でもスムーズに鍵の開け閉めができます。
玄関に風を通す採風玄関
先ほど「玄関が冷え込む」とお話しましたが、逆に熱気がこもりやすい夏場の玄関もなかなか堪えますよね。
実は、網戸のついた採風ドアというものがあります。
キッチンの勝手口ではよく見かける機能ですが、玄関に風の通り道をつくることで、夏場の蒸れた空気や下駄箱のニオイなども防ぐことができ、玄関から換気することができます。
玄関ドアリフォームはちばけん!
いかがでしたか?
壊れない限り交換することもない玄関ドアですが、家への大事な玄関口だからこそ、壊れてしまう前に交換する方も少なくありません。
お風呂やトイレが進化するように、今では大変便利な機能がついた玄関ドアも増えてきていますので、ぜひリフォームをご検討されている方はご自宅にあう玄関ドアを見つけてみてくださいね。
千葉建設工業では玄関ドアのリフォームも承っております!
玄関ドアのリフォームをお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
また、弊社HPでは実際の施工事例をご覧いただけますので、ぜひご参考ください。