窓の取り替えで電気代節約!サッシの交換と工法について徹底解説
- リフォーム基礎知識
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電気代の高騰に頭を悩ませていませんか?
どうにかして、少しでも節電したい!そうお考えの方も多いかと思います。
実は窓サッシの取り換えをすることで、電気代の節約になることもあるんです。
この記事では窓の取り替えで電気代節約になる?サッシの交換、種類について徹底解説していきます。
サッシの交換で電気代節約になる?
電気代が高騰している今の世の中、少しでも節電したい!と頭を悩ませる方も少なくないと思います。
しかし実際は、「冷暖房の効きが悪いから、うまく節電できない」「隙間風で部屋の温度がうまく調整できない」という悩みから、節電したくてもうまくできない、というご家庭も少なくありません。
それらの悩みは、窓が大きく関係していることが多いんです。
家の気密性、断熱性は窓によって大きく影響が変わってくるため、日頃から暑さや寒さが気になっているという場合、窓を交換するだけで悩みが解消し一気に解決する可能性もあります。
実際に、エアコンの故障だと思っていたものが窓を変えただけでエアコンが効くようになった、というお客様も少なくありません。
節電をしたい!という方、エアコンの効き方や気温差が気になる方は、窓の交換をおすすめします。
窓とサッシの違いって?
窓ってどこからどこまでのことを言うのか、正直あやふや・・・という方もいるかと思います。
結論から言うと、サッシや細かな部品を含めた総称を”窓”といいます。
そのため、窓枠であるサッシは”窓の一部”ということになります。
サッシの種類
サッシというと、アルミのような金属製のサッシを思い浮かべる方も多いと思いますが、大きく分けて4種類のサッシがあります。
ここではそれぞれのサッシの特長、メリット・デメリットについて解説していきます。
アルミ製サッシ
アルミ製サッシは日本でよく見られるサッシで、価格も安く頑丈であることからコスパに優れています。
一方で外気温に左右されやすいため、熱を伝えやすく、結露やカビが発生を防ぐことが難しい素材です。
安価で耐久性があるというメリットの一方、熱を伝えやすく、結露を起こしやすいというデメリットがあります。
樹脂製サッシ
樹脂製サッシはなんと言っても断熱性の高さが大きなメリットになります。
アルミ製に比べ熱伝導率が低い為、結露やカビの発生を抑えられることも期待できます。
断熱性、防音、結露防止という大きなメリットがあります。
また、お家のインテリアに合わせたデザインやカラーも選べる点もメリットの1つです。
優れた機能性を持っていることもあり、アルミ製サッシに比べ価格がやや高くなる、というデメリットもあります。
木製サッシ
木のぬくもりが感じられ、インテリアとしても調和性の高い木製サッシは、築年数が古い住居の他、輸入住宅に多くみられます。
木も断熱性が高い素材なので、機能面では樹脂製サッシに劣らないといえます。
一方で天然素材となるため、雨風や日差しに弱く、劣化を放っておくと腐食といったトラブルになりかねません。
そのため、定期的に木材を保護する塗料を塗り直すメンテナンスが必要不可欠となってきます。
複合性サッシ
複合性サッシは外はアルミ、内側は樹脂製のサッシのことを指し、アルミ樹脂複合サッシとも呼びます。
内側が樹脂なので結露しにくく、耐久性・断熱性に優れたサッシです。
最近では、アルミサッシと樹脂製サッシのメリットを併せ持ったアルミ樹脂複合サッシが人気を集めており、新築時に採用されるケースが多いです。
サッシの交換方法
実は、サッシの交換とっても、様々な交換方法(工法)があり、工法によってメリット・デメリットがあります。
工法、といっても想像つきにくい工法ごとのメリット・デメリットに合わせ、価格帯相場についても解説していきます。
カバー工法
既存のサッシの枠の内側に新しいサッシ枠をはめ込む工事です。
比較的新しい工事方法ですが、最近ではかなり浸透している工法になります。
最大のメリットは、外壁などに傷をつけず工期も短いのが特徴です。
相場は一般複層ガラスで腰高窓で、大きさにもよりますが約20万円前後が相場になります。
壁カット工法
こちらは昔からある工法で、サッシ枠を撤去し新規のサッシを取り付けます。
例えば、既存のサッシを大きなもの又は小さなものに取り換えたい、規格外の形状のサッシ(丸型など)を取り付ける際はこの工法が用いられます。
外壁や内装をカットしてサッシを取り外すので、壁など(内壁・外壁・木製窓枠・壁紙)の補修を合わせて行う必要があり、カバー工法と比べると金額が大きくなる傾向があります。
施工の都合上このようなデメリットがあるので、業者により仕上がりの違いが出やすい工法になります。
内窓取り付け
内窓とは屋内に付ける窓の事で、主にサッシの廻りについている窓枠と呼ばれる木製の枠に設置します。
内窓は樹脂製のサッシとなり、サッシ本体が熱を伝えにくい構造です。
さらに、ガラスの仕様によっては、結露・断熱・遮熱などの効果も得られる便利なサッシです。
デメリットとしてはサッシが二重になるので、窓二つ(内窓・外窓)を両方開けないと外と繋がらないです。
ただ、費用も施工時間も紹介した物の中では優秀なので、腰高窓などではサイズによっては数万から工事ができます。
防音効果も得やすく、外の音が気にならなくなったと言う方も多いです。
窓交換リフォームは千葉建設工業で!
いかがでしたか?
サッシの交換をするだけで、断熱効果が格段に変わり電気代にも大きく影響します。
また、サッシの交換も国や自治体の補助金を使うことでお得にリフォームすることができます。
昨今の物価高騰を考慮すると、サッシ交換をする方も増えてきており、商品自体が値上がりすることもありますので、早めの交換のおすすめします。
サッシの交換については、千葉建設工業公式YouTubeチャンネルでも徹底解説していますので合わせてご覧ください。
窓交換、サッシのご相談は千葉建設工業へ!