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リフォームコラム

DIYのメリットとデメリット!専門知識が必要な場所は?

2023.09.25
  • リフォーム基礎知識
2023.09.25
  • リフォーム基礎知識

リフォームをしたいという人の中には「DIYで出来ないのかな?」と考えている方もいるかもしれません。

特に最近SNSなどでもDIYのやり方や情報を簡単に発信できるので、趣味としてDIYをやられる方も増えてきています。

DIYは多くの人々にとって楽しさや充実感をもたらす一方で、いくつかの課題も伴います。

この記事では、DIYのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

 

DIYが人気の理由

DIY(Do It Yourself)は、直訳すると「自分でする」という意味を持つ言葉です。

自分自身で手を動かして、物を作ったり業を行うことを指します。

これには家庭内の修理や改装、手工芸やアート作品の制作、庭のデザインなど、幅広い活動が含まれていて、専門家のような知識がなくても、誰でも気軽にできることから近年よく聞くようになりました。

DIYの人気は近年急速に増加しており、その背景にはいくつかの要因が影響しています。

また最近では、100円ショップやホームセンターなどでもDIYアイテムを取り扱うようになり、低コストで気軽に手に入るという点も、DIYが広まった1つの要因です。

 

DIYのメリット

DIYは、経験がない人からするとややハードルが高いように感じるかもしれませんが、DIYを行うメリットはいくつかあります。

 

コストを抑えられる

DIYの最大のメリットの一つは、専門家に依頼する代わりに、自分で作業を行うことで費用を削減できることです。

業者などのプロに依頼すると、どうしてもそれなりにお金がかかってしまい、予算オーバーで諦める・・・という事になってしまう場合もあります。

DIYは材料の調達から自分で行うので、ホームセンターなどで安価なものを選ぶことでコストを抑えられたり、また廃材などを再利用することも可能なので環境に配慮することもできます。

工具などの道具類を1から揃える場合は初期費用がある程度かかってしまう場合もありますが、今はホームセンターで道具をレンタルしたり、その場で資材を加工することもできるので、初心者の方でもハードルはさほど高くないでしょう。

 

オリジナルのものを作れる

DIYの楽しみかたの1つとして、「オリジナルのものを造れる」というメリットがあります。

もちろん、0の状態から大きな家具を作るとなると大変ですが、例えば既存の棚にフックや引き出しをつけたり、塗装をしてみるなど。

DIYをやったことがないという場合、まずは既存のものに手を加えてオリジナルのものを造ってみると、DIYのコツもつかみやすくさほど難しくはありません。

ある程度慣れてきたら、材料から用意して作ってみる、と無理のない範囲でスキルアップを目指すのもいいでしょう。

 

スキルが身に付く

自分自身で物作りをすることで、DIYを通じあらゆる知識や経験を積むことができます。

簡単な作業だとしても「自分でやった」という小さな自信が積み重なることで、「これもやってみよう」というチャレンジ精神へと繋がります。

またDIYのノウハウなども自分で調べ、必要な道具や資材も自分で準備する必要があるため「問題解決力」「自己肯定感」も身に付きます。

例えば、「室内の壁が劣化してきたから、クロスの張り替えを依頼しようかな」という場合も、DIYとしてのスキルを身に付けていれば「自分で壁紙を張り替えて、部屋のイメージを変えてみよう」と、自分の好きなタイミングで、コストも抑えながら問題を解決することができます。

特にご家族がいる場合は、とても役立つスキルです。

もちろん、はじめからうまくいくとは限りませんので、まずは動画やSNSを通じてノウハウをしっかり学び、簡単な作業から手をつけてみるといいでしょう。

 

 

DIYができない箇所は?業者に依頼すべき場所

誰でも簡単にはじめることができるDIYですが、もちろん、場所によってはDIYを避けたほうがいい場所もあります。

DIYができない箇所は大きく分けて4か所。どの場所と理由について解説していきます。

 

水廻り工事

トイレは家の重要な部分であり、プランバー(配管工)の専門知識が不可欠です。トイレの取り外しや新しいトイレの設置、配管の修理などは、正確な知識と専門的な道具が必要です。誤った取り扱いは、漏水や配管の問題を引き起こす可能性があります。トイレ工事に関しては、業者に依頼することがおすすめです。

 

電気配線

電気配線は非常に危険な作業であり、誤った取り扱いは火災や感電の危険を引き起こす可能性があります。新しい配線の設置、コンセントやスイッチの交換などは、電気工事の専門家によって行われるべきです。電気工事は法律的にも規制されており、許可が必要な場合もあります。

 

屋根・外壁修理

屋根の修理や交換は、高所作業や構造的な問題を含む複雑なリフォームになります。安全な作業のためには、高所作業の経験や適切な道具が必要です。間違った修理は、雨漏りや構造的なダメージを引き起こす可能性があります。屋根修理にはプロの屋根工事業者の専門知識が不可欠です。

 

ガス配管

ガス配管は非常に危険な領域であり、正確な知識と技術が必要です。ガス漏れや事故を防ぐためには、プロのガス配管業者による設置や修理が重要です。DIYでガス配管に手を出すことは、自身と周囲の安全を危険にさらす可能性があるため避けるべきです。

これらの箇所は、専門的なスキルや専門家の知識が欠かせない場所です。DIYは楽しく充実感のある活動ですが、安全と品質を確保するために、プロの専門家に頼ることを検討することが大切です。

 

まとめ

DIYとリフォーム会社には、それぞれのメリットとデメリットがあります。

DIYは創造性やスキル向上の機会がありますが、時間やリスクを考慮する必要があります。

一方でプロのリフォーム会社は品質保証や専門知識の提供がありますが、費用と時間を考慮することも重要です。

DIYといえど、専門的な知識や資格がなければできない箇所もありますので、やりたいDIYが自分だけでできるのか、プロにお願いしたほうがいいのかもよく確認しながら、DIYを楽しんでくださいね。

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