失敗しないキッチンの扉選び方!後悔しない色と種類は?
- リフォーム基礎知識
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キッチンは家の中でも特に使われる頻度が高く、汚れや傷に強い素材やデザインが求められます。
その中でも、キッチン扉は目につきやすく、インテリアの印象を大きく左右する要素です。
では、キッチン扉の選び方はどのようにすればよいのでしょうか?
今回は、失敗しないキッチンの扉選びと、日頃のお手入れ方法について解説していきます。
キッチン扉の種類と特徴
キッチン扉には大きく分けて、以下の4種類があります。
メラミン化粧板
メラミン化粧板は、木質繊維板にメラミン樹脂を貼り合わせたものです。メラミン樹脂は耐熱性や耐水性に優れており、汚れや傷に強いです。また、色や柄のバリエーションが豊富で、低価格で手に入れることができます。
メラミン化粧板のデメリットは、表面が硬くて割れやすいことや、樹脂の質感が安っぽく見えることです。また、メラミン樹脂は紫外線に弱く、長期間の使用で色あせや変色が起こりやすいです。
ポリエステル化粧板
ポリエステル化粧板は、木質繊維板にポリエステル樹脂を貼り合わせたものです。ポリエステル樹脂は光沢があり、高級感やツヤ感が出ます。また、メラミン化粧板よりも柔軟性が高く、割れにくいです。色あせや変色も少ないです。
ポリエステル化粧板のデメリットは、価格が高いことや、表面が傷つきやすいことです。また、光沢が強すぎると反射や眩しさが気になることもあります。
ペーパー化粧板
ペーパー化粧板は、木質繊維板に印刷した紙を貼り合わせたものです。紙にはさまざまな模様や質感を表現できるので、自由度が高いです。また、軽量で取り付けやすいです。
ペーパー化粧板のデメリットは、耐久性や耐水性が低いことや、紙の繋ぎ目が目立つことです。また、紙の色が薄いと木質繊維板の色が透けて見えることもあります。
木目調化粧板
木目調化粧板は、木質繊維板に木目の模様を印刷した紙や薄い木の板を貼り合わせたものです。本物の木の風合いや温かみが出ます。また、木目の模様によって個性や雰囲気が変わります。
木目調化粧板のデメリットは、価格が高いことや、木の色や質感にばらつきがあることです。また、木の板を貼り合わせた場合は、接着剤の跡が目立つこともあります。
キッチン扉のカラーの決め方
キッチンリフォームをご検討されるお客様の中には、扉のお色選びに悩んでなかなか決まらない、という方も少なくありません。
そこでキッチン扉でよくあるカラーごとの特徴について解説していきます。
白・シルバー系
白やシルバー系の色は、飽きの来ないシンプルな色合いで、空間全体を広く見せる効果があります。
インテリア的にも合わせやすい色なので、家電や家具の色まで考慮せずともバランスが取りやすい人気色です。
一方、明るい色なので汚れが目立ちやすいという欠点もあります。
木目調
最近人気の木目調は、高級感がありぬくもりを感じられる雰囲気にしてくれます。
木目調にも材木の種類によって明るさやデザインも異なるので、お家の雰囲気やフローリングにあったものを選ぶことができます。
キッチンでつきやすい汚れも目立ちにくいのもメリットのひとつです。
濃色系
黒やダークブラウンといった、モダンでクールなイメージの色も人気が高まっているカラーのひとつです。
比較的明るい空間であるキッチンに黒を取り入れることで、引き締まった空間となり一気にスタイリッシュで高級感溢れる雰囲気をつくることができます。
汚れは比較的目立ちにくくはありますが、指紋などの皮脂汚れや水垢などは目立ちやすいため、お手入れの際は注意が必要です。
キッチン扉の選び方のポイント
キッチン扉の種類と特徴を知った上で、自分の好みや予算、キッチンのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
以下のポイントを参考にしてください。
- 色や素材との統一感やコントラストを意識する
- サイズや形状に合わせて、扉の開閉方法や取っ手の有無を考える
- 雰囲気やテーマに合わせて、扉のデザインや柄を選ぶ
- 使用頻度や手入れのしやすさに応じて、扉の素材や耐久性を比較する
- 予算やコストパフォーマンスに合わせて、扉の価格や品質を検討する
キッチンリフォームのご相談は千葉建設工業へ!
キッチン扉を変えるだけで、キッチンの印象や使い心地が大きく変わります。
キッチン扉の色やデザインは、オプションで自分好みのものに替えることもできますので、リフォームをお考えの際はぜひ検討してみてくださいね。
さらに詳しい内容については、ちばけん公式YouTubeチャンネルでもご紹介しています!
ぜひ参考にしてみてくださいね。